見学会の報告:丹波ワインハウス


京都府船井郡京丹波町にある丹波ワイン(株)を見学させて頂きました。
丹 波ワインは「和食に合う」をコンセプトにワインを生産されているワイナリーで す。
農園・ワイナリー、工場の見学も黒井衛社長に案内して頂きました。

見学後,丹波ワインハウスにて黒井衛社長より「ワインと文化」と題し てご講演頂きました。
料理と合わせた時に美味しく飲めるよう様々な工夫を されているとの事でした。
今回は講演に併せて実習(?!)もさせて頂きました。

秋は様々なイベントが催されており、ブドウの収穫なども体験させて頂 けるそうです。
ワインショップではワイナリーでしか買えないワインなども 販売されています。

農園で説明される黒井社長。栽培や収穫の方法、土壌についてご説明頂きま した。この場所以外にも2箇所畑があるそうです。

「Semillon(セミヨン)」という白ワイン用のブドウ。樹上でレーズン状にな るまで置いておきデザートワインの原料として使用されます。非常に糖度が高く なるそうですが、上品な甘さでした。

ワイナリー工場。この建物の2階のスペースをお借りして役員会を開催しまし た。

右手前はワインを絞る前にブドウの皮に裂け目を付けるための機械です。中に は巨大な鉛筆削り(?)のようなパーツが付いていました。奥は実際にワインを絞る 機械です。ブドウを均等に搾るため内側の壁に貼り付けるような形で絞るそうで す。機械はいずれもドイツから輸入されたものです。国内には同様の機械を作る メーカーは殆ど無く、最近はフランスやイタリアのメーカーもドイツメーカーに 吸収されているという事でした。

高く積まれたワイン樽。樽はフランスから輸入されているそうです。

丹波ワインハウスで講演される黒井社長