
日本音響学会関西支部では,若手研究者間での研究交流及び相互啓発を目的として,1998年より「若手研究者交流研究発表会」を開催しています。これまでに数多くの若手研究者の方々に参加・発表していただきました。研究者間の交流だけでなく産学の交流も深めるために,賛助会員の企業展示も開催する予定です。以下の要領にて開催いたしますので,奮ってご参加下さい。
目次
以下(Googleフォーム)よりお申し込み,ご登録ください。
(参考)発表件数・参加者の推移
主 催:日本音響学会関西支部 https://asj-kansai.acoustics.jp/
実行委員長:宮崎 亮一(miyazaki[at]tokuyama.ac.jp)
※送信の際には[at]を@に変更ください
第28回若手研究者交流研究発表会(通称「若手の会」)が以下の要領で執り行われました.
【日時】2024年12月13日(土) 12:30-18:00
【会場】京都大学 吉田キャンパス 総合研究8号館 3階 NSホール
同会場306号室(TOA株式会社によるスピーカーデモ)
【内容】若手研究者によるポスター発表および企業展示 【参加費】無料
発表件数および参加者数は以下の通りです.
【ポスター発表件数】59件(内、1件は体調不良でキャンセル)
(講演件数内訳)音声:11件 聴覚:10件 騒音・振動:5件 建築音響:4件 電気音響:16件 音楽音響:8件 超音波:5件 アコースティックイメージング:0件
【企業展示】5件+スピーカデモ1件
・日本音響エンジニアリング株式会社
・日本環境アメニティ株式会社
・TOA株式会社
・株式会社ポリフォニー・デジタル
・ヒビノ株式会社 マーケティング Div
【参加者数】147名
【表彰】
以下の参加者(敬称略)が最優秀奨励賞,奨励賞,特別賞に選定されました.
奨励賞受賞者が事前提出した1分間の概要動画を上映し,その内容およびポスター発表内容を勘案の上,実行委員の投票によって最優秀奨励賞が選定されました.
特別賞は,関西支部役員の投票により選定されました.
受賞者全員に賞状が授与され,副賞として,最優秀奨励賞および特別賞の受賞者にはAmazonギフトカード2万円分が授与されました.
■最優秀奨励賞
• 戸叶 遥斗(阪大院)
脳性麻痺患者のための発話特性を用いたキーワード音声認識
■奨励賞(発表番号順)
• 大島 隆太郎(阪大院)
ヘイトスピーチ音声を対象とした伏せ字付き音声認識モデルの構築
• 稲波 史也(阪大院)
音を「置く」HRTFから音を「動かす」HRTSへ
• 江畑 ひなた(阪大院)
小声音声入力のための耳内自声の明瞭化
•橋田 朋希(立命館大院)
噛み合わせ音に基づく口腔ヘルスケア
• 前澤 祐⼈(同志社⼤院)
インパルス応答と機械学習を⽤いた単⼀マイクロフォンによる⾳源定位
• 上田 悠翔(阪大院)
実用化への一歩!FxLMSアルゴリズムをDSPで動かす軟骨伝導ノイズキャンセル
• 片山 碧人(香川高専)
ドラムセットのマルチトラック録音における被り音抑圧の検討
■特別賞
• 黒木麻衣(鹿児島大院)
言語的音声の聞き取りが困難な学生への支援方法確立を目指した実態調査