Kansai Chapter of the Acoustical Society of Japan

第28回関西支部若手研究者交流研究発表会(2025/12/13)

日本音響学会関西支部では,若手研究者間での研究交流及び相互啓発を目的として,1998年より「若手研究者交流研究発表会」を開催しています。これまでに数多くの若手研究者の方々に参加・発表していただきました。研究者間の交流だけでなく産学の交流も深めるために,賛助会員の企業展示も開催する予定です。以下の要領にて開催いたしますので,奮ってご参加下さい。

日時

  • 2025年12月13日(土)12:30~18:00
    (11:30受付開始,特段の事情がない限り12:30までにポスター掲示をお願いします)

場所

内容

資料作成要領

募集要項

  • 発表資格:若手研究者(自称「若手」も含みます)。学生も一般の方も歓迎します。また,関西地区以外の方も歓迎します。
  • 参加資格:特にありません。高校生や高専生,研究室配属前の大学生のみなさんも歓迎致します。もちろんベテラン研究者の方々にも是非ご参加いただき,明日を担う若手研究者への激励をお願いします。関西地区以外の方も歓迎します。
  • 同伴者: 参加者のご家族やお子様,ご友人の同伴も歓迎致します(託児施設を設置する予定です)。
  • 発表形式:ポスター発表(ポスターサイズはA0縦(841×1,189 mm)です。)
  • 発表種別
    • ポスター発表:音響学会の研究分野に関連した一般的な研究発表
      • 発表者の方には1分間の発表概要動画を用意して頂きます。この動画は発表当日より約一週間前から公開し,参加者の皆様が自由に視聴できるようにします。また,最優秀奨励賞の決選投票にも利用します。詳しくは発表登録後にお送りする動画作成ガイドラインを参照ください。動画は参加者間のみで共有します。
    • 企業展示:製品紹介,事業紹介,その他参加者向けの情報提供など
  • 参加費:発表・参加ともに無料
  • 表彰: 研究交流・相互啓発の活性化を目的として,優れた発表に奨励賞を授与しています。また,関西支部からは特別賞が授与されます。表彰対象は,日本音響学会の会員である,あるいは受賞を機に入会する方に限ります。

発表申込・参加登録

以下(Googleフォーム)よりお申し込み,ご登録ください。

発表申し込み・参加登録サイト

(参考)発表件数・参加者の推移

  •   2024年度 ポスター発表55件・企業展示1件・139名
  •   2023年度 ポスター発表58件・企業展示3件・122名
  •   2022年度 ポスター発表50件・企業展示3件・団体展示2件・124名
  •   2021年度 ポスター発表45件・企業展示1件・団体展示5件・107名
  •  2020年度 ポスター発表38件・104名
  •  2019年度 ポスター発表39件・企業展示3件・111名
  •  2018年度 ポスター発表32件・企業展示3件・120名
  •  2017年度 ポスター発表40件・企業展示3件・152名
  •  2016年度 ポスター発表53件・企業展示4件・136名
  •  2015年度 ポスター発表45件・企業展示7件・120名

スケジュール

  • 発表の申込期限 2025年11月7日(金)
  • 概要原稿の提出期限 2025年11月28日(金)
  • 概要動画の提出期限 2025年12月1日(月)
  • 参加の申込期限 2025年12月5日(金)

実行委員

委員長

  • 宮崎 亮一        (徳山工業高等専門学校)

委員

  • 越智 景子        (京都大学)
  • 北村 大地        (香川高等専門学校)
  • 正田 悠  (京都市立芸術大学)
  • 菅原 彬子        (近畿大学)
  • 高橋 純  (大阪芸術大学)
  • 永瀬 亮太郎      (立命館大学)
  • 原田 和典        (岡山県立大学)
  • 藤岡 慧明        (同志社大学)
  • 矢野 拓実        (近畿大学)
  • 山本 賢太        (大阪大学)
  • 山本 絢子        (和歌山大学・ヤマハ)

主 催:日本音響学会関西支部 https://asj-kansai.acoustics.jp/

問い合わせ先

実行委員長:宮崎 亮一(miyazaki[at]tokuyama.ac.jp)

※送信の際には[at]を@に変更ください

開催報告(2025/012/18更新)

第28回若手研究者交流研究発表会(通称「若手の会」)が以下の要領で執り行われました.

【日時】2024年12月13日(土) 12:30-18:00
【会場】京都大学 吉田キャンパス 総合研究8号館 3階 NSホール

同会場306号室(TOA株式会社によるスピーカーデモ)

【内容】若手研究者によるポスター発表および企業展示 【参加費】無料

発表件数および参加者数は以下の通りです.
【ポスター発表件数】59件(内、1件は体調不良でキャンセル)
(講演件数内訳)音声:11件 聴覚:10件 騒音・振動:5件 建築音響:4件 電気音響:16件 音楽音響:8件 超音波:5件 アコースティックイメージング:0件
【企業展示】5件+スピーカデモ1件
・日本音響エンジニアリング株式会社
・日本環境アメニティ株式会社
・TOA株式会社
・株式会社ポリフォニー・デジタル
・ヒビノ株式会社 マーケティング Div

【参加者数】147名

【表彰】
 以下の参加者(敬称略)が最優秀奨励賞,奨励賞,特別賞に選定されました.
 奨励賞受賞者が事前提出した1分間の概要動画を上映し,その内容およびポスター発表内容を勘案の上,実行委員の投票によって最優秀奨励賞が選定されました.
 特別賞は,関西支部役員の投票により選定されました.
 受賞者全員に賞状が授与され,副賞として,最優秀奨励賞および特別賞の受賞者にはAmazonギフトカード2万円分が授与されました.

■最優秀奨励賞
• 戸叶 遥斗(阪大院)
 脳性麻痺患者のための発話特性を用いたキーワード音声認識

■奨励賞(発表番号順)
• 大島 隆太郎(阪大院)
 ヘイトスピーチ音声を対象とした伏せ字付き音声認識モデルの構築

• 稲波 史也(阪大院)
 音を「置く」HRTFから音を「動かす」HRTSへ

• 江畑 ひなた(阪大院)
 小声音声入力のための耳内自声の明瞭化

•橋田 朋希(立命館大院)
 噛み合わせ音に基づく口腔ヘルスケア

• 前澤 祐⼈(同志社⼤院)
 インパルス応答と機械学習を⽤いた単⼀マイクロフォンによる⾳源定位

• 上田 悠翔(阪大院)
 実用化への一歩!FxLMSアルゴリズムをDSPで動かす軟骨伝導ノイズキャンセル

• 片山 碧人(香川高専)
 ドラムセットのマルチトラック録音における被り音抑圧の検討

■特別賞
• 黒木麻衣(鹿児島大院)
 言語的音声の聞き取りが困難な学生への支援方法確立を目指した実態調査