第14回関西支部若手研究者交流研究発表会開催報告


第14回目の若手研究者交流研究発表会(通称「若手の会」)が以下の要領で執り行われました。



【日時】	2011年12月18日(日) 10:00〜19:00
【会場】	産業技術総合研究所 関西センター(大阪府池田市緑丘1-8-31)
【内容】 	午前:招待講演(3件),午後:若手研究者によるポスター発表
【参加費】	一般3,000円,学生1,000円.


発表件数および参加者数は以下の通りです。

【発表件数】83名(学生:80,一般:3)(全ての講演題目はこちらからご覧になれます(PDF))
【参加者数】160名(学生:106,一般:54*)*実行委員含む

【発表講演】
 講演件数内訳
 超音波:11件 音声:22件 聴覚:6件 音楽音響:13件 電気音響:17件
 建築音響:4件 騒音・振動:10件

【優秀発表表彰】
 以下の発表者が最優秀奨励賞,奨励賞,支部長賞に選定されました.
 奨励賞は実行委員を除く参加者全員の投票で選定されました.
 優秀賞は,実行委員による投票で候補を絞り,支部役員による採点により3件選出されました.
  また,支部長賞は優秀賞3件から関西支部支部長の推薦によって選定されました.
 なお,受賞者全員に賞状および副賞(優秀賞受賞者は20,000円の図書カード)が授与されました.
  また,支部長賞受賞者には副賞として支部長自らが用意したユニークな品が授与されました.

 優秀賞
・柳楽 浩平(京都大学)「Infinite Sparse Factor Analysis の複素拡張による音声信号のブラインド音源分離」
・伊藤 信貴(東京大学)「行列補完に基づく拡散性雑音に頑健な複数音源定位」
・中田 和樹(同志社大学)「レーザ超音波法による軟鉄板中のクラック検出」

 奨励賞(発表番号順)
・山田 恭史(同志社大学)「コウモリのエコーロケーションによる障害物回避飛行に関する検討 〜空間スキャニングに基づいた生物ソナー経路選択アルゴリズムの解明に向けて〜」
・大沼 侑司(奈良先端技術科学大学院大学)「Kinect へのリアルタイム・ブラインド空間的サブトラクションアレーの応用と評価」
・池永 雄貴(同志社大学)「ヒト血管モデル中を伝搬する圧力波の観測 −脈波による血管評価技術開発に向けて−」
・大澤 智恵(大阪大学)「ピアニストにおける鍵盤位置タップ課題 ―空間的精度の分布と手の左右差―」
・藤谷 来輝(香川工業高等専門学校)「コンクリートの打撃装置および振動測定装置の開発」
・小西 夕貴(龍谷大学)「スネアドラムの演奏解析を目的とした平均モーション法の提案」
・福森 隆寛(立命館大学)「京都祇園祭の時空散歩への挑戦 〜船鉾の高臨場バーチャル再現〜」
・下倉 良太(奈良県立医科大学)「新しい音伝導ルート(軟骨伝導)を用いた補聴器の開発」
・西 大輝(和歌山大学)「pandaPhone:人と動物を混ぜ合わせた声のiPhone アプリ」
・森 数馬(広島大学)「音楽聴取により涙ぐむ反応についての心理生理学的研究」

 支部長賞

・柳楽 浩平(京都大学)「Infinite Sparse Factor Analysis の複素拡張による音声信号のブラインド音源分離」

以上