下記の要領にて,先日日本音響学会功績賞を受賞された河原英紀先生(和歌山大学名誉教授)によるマスタークラスを開催します。
このマスタークラスでは,河原先生が作った音声信号解析用のソフトを実際に操作しながら,音声に関する理解を深める機会を提供する意図で音響学会関西支部の行事として企画されました。その内容上,参加人数について制限をしなければなりません。その点をご了解の上,多くの方の参加応募をいただけますと幸いです。
          記
 ★日時:令和元年12月1日(日)
    11:00から17:30(予定)
 ★場所: 京都市立芸術大学 ・大学会館交流室
    (〒京都府京都市西京区大枝沓掛13−6)
      https://www.kcua.ac.jp/access/
 ★参加申し込み:下記のフォームへご入力下さい
    https://forms.gle/vezKJLcv5MNW8m1r6
 ★申込期限:11月22日(金)
 ★当日のスケジュール(大凡の目安です):
       (1) 11:00-12:00  動作環境の確認
       (2) 12:00-13:00 昼食
       (3) 13:00-14:20 part1 SparkNGについて
       (4) 14:20-14:40 break1
       (5) 14:40-16:00 part2 voiceRTFBについて
       (6) 16:00-16:30 break2
       (7) 16:30-17:30 part3 応用編
 ★概要:
 【SparkNG】
 音の周波数分析のしくみと実際を体験できるツールを集めてあります。声紋の一部分を切り取って試聴して周波数成分と音の知覚の関係を調べることや、声を出しているときの声道の形をムービーで見ていろいろと試して下さい。発声のシミュレータを使って、声道の形と伝達特性、声帯音源の形状と周波数特性、それらの特性と基本周波数を操作することで、それらが実際に生成される音声の特性と複雑に関連している様子を把握することができます。
 【voiceRTFB】
 声の基本周波数や声質に関連する属性をリアルタイムで可視化するツールを集めてあります。自分が出している声の基本周波数の変化や、その声の高さが五線譜のどの位置にあるのかを確かめることができます。また、音声の範囲と声質との関係を可視化するツールを使って、自分がどんな声を出すことができるか、いろいろと試して下さい。
※ 参加するために必要なこと
・ご自身のパソコンを持ってこられる
・そのパソコン上にmatlabがインストールされていて,動作する
  使用するToolbox: Matlab Base, Signal Processing Toolbox (※特例)
 (確認できている動作環境,Window10+matlab2019b,または MacOS+matlab2018b)
★受け入れ可能参加数:
 20組
 1組あたりの人数は2名まで
★応募組数が上記の上限を超えた場合は抽選。
 関西支部の行事なので,支部のメーリングリストにこの案内は流しています。ただし,参加者支部員のみに制限するものではありません。
(※特例)matlabのライセンスをお持ちでない方には10ライセンスまで当日限定でライセンスの貸し出しが可能です。但し,ライセンス認証を受けるために無線LANにつなげらる必要があります。
★ GitHub上に河原先生アップしているSparkNGとvoiceRTFBを使う予定です。事前にこれらをダウンロードして動作確認をして頂けると当日の進行が円滑に行きます。ご協力下さい。(参加申し込みフォームにはこの確認の有無を問う項目がありますので,申し込まれる前に是非ご確認下さい。)
     https://github.com/HidekiKawahara/SparkNG
     https://github.com/HidekiKawahara/voiceRTFB
問い合わせ先:津崎実 (京都市立芸術大学)minoru.tsuzaki@kcua.ac.jp
 京都市立芸術大学 ・大学会館交流室にて 河原英紀先生(和歌山大学名誉教授)によるマスタークラスを開催しました。
参加者数は12組14名が参加しました。
