Kansai Chapter of the Acoustical Society of Japan

第25回関西支部若手研究者交流研究発表会(2022/11/26)

日本音響学会関西支部では,若手研究者間での研究交流及び相互啓発を目的として,1998年より「若手研究者交流研究発表会」を開催しています。これまでに数多くの若手研究者の方々に参加・発表していただきました。本年度は,3年ぶりの対面開催を予定しております。研究者間の交流だけでなく産学の交流も深めるために,賛助会員の企業展示も開催する予定です。以下の要領にて開催いたしますので,奮ってご参加下さい。

第25回若手研究者交流研究発表会は、予定通り、対面方式で開催します。ご参加予定の皆様には、下記ファイルに記載の実施方針へのご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

新型コロナウイルス感染拡大防止対策への協力のお願い

日時  場所  募集要項  発表申込・参加申込  スケジュール  問い合わせ先

日時

  • 2022年11月26日(土)12:30~17:45 (11:30受付開始,特段の事情がない限り12:30までにポスター掲示をお願いします)

場所

内容

資料作成要領

募集要項

  • 発表資格若手研究者(自称「若手」も含みます)。学生も一般の方も歓迎します。また,関西地区以外の方も歓迎します。
  • 参加資格特にありません。高校生や高専生,研究室配属前の大学生のみなさんも歓迎致します。もちろんベテラン研究者の方々にも是非ご参加いただき,明日を担う若手研究者への激励をお願いします。関西地区以外の方も歓迎します。
  • 同伴者:参加者のご家族やお子様,ご友人の同伴も歓迎致します。託児施設(保育士付き、無料)を、ご希望に応じて同志社ローム記念館の一室に設置する予定です。ご希望の方は 11 月 9 日 ( 水 ) までに参加登録をお願いいたします 。
  • 発表形式:ポスター発表(ポスターサイズはA0縦(841×1,189 mm)です)それに先立って、全ての発表者の方に概要講演を行って頂きます(持ち時間は、ポスター発表は30 秒、企業・団体展示は1 分の予定です)。講演中には講演される方の発表概要をスクリーンに投影します。
  • 発表種別
    • ポスター発表:音響学会の研究分野に関連した一般的な研究発表
    • 企業展示:製品紹介,事業紹介,その他参加者向けの情報提供など
    • 団体展示:研究室紹介,プロジェクト紹介,その他参加者向けの情報提供など
  • 参加費:発表・参加ともに無料
  • 表彰: 研究交流・相互啓発の活性化を目的として,優れた発表に奨励賞を授与しています。また,関西支部からは特別賞が授与されます。表彰対象は,日本音響学会の会員である,あるいは受賞を機に入会する方に限ります。

発表申込・参加登録

以下のURL(Googleフォーム)よりお申し込み,ご登録ください。

(参考)発表件数・参加者の推移

  •  2021年度 ポスター発表45件・企業展示1件・団体展示5件・107名
  •  2020年度 ポスター発表38件・104名
  •  2019年度 ポスター発表39件・企業展示3件・111名
  •  2018年度 ポスター発表32件・企業展示3件・120名
  •  2017年度 ポスター発表40件・企業展示3件・152名
  •  2016年度 ポスター発表53件・企業展示4件・136名
  •  2015年度 ポスター発表45件・企業展示7件・120名

スケジュール

  • 発表の申込期限   2022年10月21日(金)※発表申込は締め切りました
  • 概要原稿の提出期限 2022年11月4日(金)※昨年より早まっておりますのでご注意ください
  • 参加の申込期限   2022年11月23日(水)

実行委員

委員長

  • 藤岡 慧明 (同志社大学)

委員

  • 岡崎 聡  (香川大学)
  • 越智 景子 (京都大学)
  • 北村 大地 (香川高等専門学校)
  • 菅原 彬子 (近畿大学)
  • 高橋 純  (大阪芸術大学)
  • 高柳 真司 (同志社大学)
  • 牧野 裕介 (京都大学)
  • 宮崎 亮一 (徳山工業高等専門学校)

主 催:日本音響学会関西支部 https://asj-kansai.acoustics.jp/

問い合わせ先

実行委員長:藤岡 慧明 (efujioka [at] mail.doshisha.ac.jp)※送信の際には[at]を@に変更ください

開催報告(2022/11/30更新)

第25回若手研究者交流研究発表会(通称「若手の会」)が以下の要領で執り行われました。

【日時】2022年11月26日(土) 12:30~17:45
【会場】同志社大学京田辺キャンパス 同志社ローム記念館
【内容】若手研究者によるポスター発表,および,企業展示・団体展示
【参加費】無料

発表件数および参加者数は以下の通りです。
【ポスター発表件数】50件
 (講演件数内訳)音声:10件 聴覚:5件 騒音・振動:4件 建築音響:5件 電気音響:19件 音楽音響:4件 超音波:2件 アコースティックイメージング:1件
【企業展示】3件
 株式会社カプコン
 ピクシーダストテクノロジーズ株式会社
 株式会社エーアイ
【団体展示】2件
 Inter-Noise 2023 組織委員会
 ⽇本⾳響学会 学⽣・若⼿フォーラム
【参加者数】124名 

【表彰】
以下の参加者が最優秀奨励賞,奨励賞,特別賞に選定されました(敬称略)。
奨励賞受賞者には2分の持ち時間でプレゼンテーションを行ってもらい,その内容から実行委員の投票によって最優秀奨励賞が選定されました。特別賞は関西支部役員によって選定されました。受賞者全員に賞状が授与されました。副賞として,最優秀奨励賞受賞者に図書カード2万円分,特別賞受賞者にAmazonギフトカード2万円分がそれぞれ授与されました。

◆最優秀奨励賞
・王可⼼(神戸⼤院)
「自由会話における「楽しい笑い」と「愛想笑い」の音声的特徴ー予備的分析」

◆奨励賞(発表番号順)
・東美幸(大阪大院)
「軟骨伝導を用いたDelayed-X Harmonics Synthesizerアルゴリズムによる複合音消去」

・下西莞太(立命館大)
「あらゆる音を分離する技術 ー逐次的な学習による環境音分離ー」

・唐渡昂希(香川高専)
「ギタータブ譜からのギターリフ抽出アルゴリズムの検討」

・佐藤秀英(大阪大院)
「超近接場頭部伝達関数の合成」

◆特別賞
・山本絢子(和歌山大院)
「模擬難聴音声了解度の主観評価実験とGESIによる予測」