日本音響学会関西支部では,若手研究者間での研究交流及び相互啓発を目的として,1998年より「若手研究者交流研究発表会」を開催しています。これまでに数多くの若手研究者の方々に参加・発表していただきました。本年度は,3年ぶりの対面開催を予定しております。研究者間の交流だけでなく産学の交流も深めるために,賛助会員の企業展示も開催する予定です。以下の要領にて開催いたしますので,奮ってご参加下さい。
第25回若手研究者交流研究発表会は、予定通り、対面方式で開催します。ご参加予定の皆様には、下記ファイルに記載の実施方針へのご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
日時 場所 募集要項 発表申込・参加申込 スケジュール 問い合わせ先
以下のURL(Googleフォーム)よりお申し込み,ご登録ください。
(参考)発表件数・参加者の推移
委員長
委員
主 催:日本音響学会関西支部 https://asj-kansai.acoustics.jp/
実行委員長:藤岡 慧明 (efujioka [at] mail.doshisha.ac.jp)※送信の際には[at]を@に変更ください
第25回若手研究者交流研究発表会(通称「若手の会」)が以下の要領で執り行われました。
【日時】2022年11月26日(土) 12:30~17:45
【会場】同志社大学京田辺キャンパス 同志社ローム記念館
【内容】若手研究者によるポスター発表,および,企業展示・団体展示
【参加費】無料
発表件数および参加者数は以下の通りです。
【ポスター発表件数】50件
(講演件数内訳)音声:10件 聴覚:5件 騒音・振動:4件 建築音響:5件 電気音響:19件 音楽音響:4件 超音波:2件 アコースティックイメージング:1件
【企業展示】3件
株式会社カプコン
ピクシーダストテクノロジーズ株式会社
株式会社エーアイ
【団体展示】2件
Inter-Noise 2023 組織委員会
⽇本⾳響学会 学⽣・若⼿フォーラム
【参加者数】124名
【表彰】
以下の参加者が最優秀奨励賞,奨励賞,特別賞に選定されました(敬称略)。
奨励賞受賞者には2分の持ち時間でプレゼンテーションを行ってもらい,その内容から実行委員の投票によって最優秀奨励賞が選定されました。特別賞は関西支部役員によって選定されました。受賞者全員に賞状が授与されました。副賞として,最優秀奨励賞受賞者に図書カード2万円分,特別賞受賞者にAmazonギフトカード2万円分がそれぞれ授与されました。
◆最優秀奨励賞
・王可⼼(神戸⼤院)
「自由会話における「楽しい笑い」と「愛想笑い」の音声的特徴ー予備的分析」
◆奨励賞(発表番号順)
・東美幸(大阪大院)
「軟骨伝導を用いたDelayed-X Harmonics Synthesizerアルゴリズムによる複合音消去」
・下西莞太(立命館大)
「あらゆる音を分離する技術 ー逐次的な学習による環境音分離ー」
・唐渡昂希(香川高専)
「ギタータブ譜からのギターリフ抽出アルゴリズムの検討」
・佐藤秀英(大阪大院)
「超近接場頭部伝達関数の合成」
◆特別賞
・山本絢子(和歌山大院)
「模擬難聴音声了解度の主観評価実験とGESIによる予測」