日本音響学会関西支部では,若手研究者間での研究交流及び相互啓発を目的として,1998年より「若手研究者交流研究発表会」を開催しています。これまでに数多くの若手研究者の方々に参加・発表していただきました。本年度は対面開催を予定しております。研究者間の交流だけでなく産学の交流も深めるために,賛助会員の企業展示も開催する予定です。以下の要領にて開催いたしますので,奮ってご参加下さい。
日時 場所 内容 募集要項 発表申込・参加申込 スケジュール 問い合わせ先
以下のURL(Googleフォーム)よりお申し込み,ご登録ください。
※事前参加申込は締め切りましたので,まだ参加申込がお済みでない方は当日受付でお申し込みください
(参考)発表件数・参加者の推移
委員長
委員
主 催:日本音響学会関西支部 https://asj-kansai.acoustics.jp/
実行委員長:菅原 彬子(sugahara[at]arch.kindai.ac.jp)※送信の際には[at]を@に変更ください
第26回若手研究者交流研究発表会(通称「若手の会」)が以下の要領で執り行われました。
【日時】2023年12月9日(土) 12:30~17:55
【会場】近畿大学東大阪キャンパス ブロッサムカフェ3F多目的ホール
【内容】若手研究者によるポスター発表および企業展示
【参加費】無料
発表件数および参加者数は以下の通りです。
【ポスター発表件数】58件
(講演件数内訳)音声:12件 聴覚:12件 騒音・振動:6件 建築音響:9件 電気音響:12件 音楽音響:3件 超音波:4件 アコースティックイメージング:0件
【企業展示】3件
株式会社カプコン
株式会社Sound One
株式会社フィート
【参加者数】122名
【表彰】
以下の参加者(敬称略)が最優秀奨励賞,奨励賞,特別賞に選定されました。
奨励賞受賞者が事前提出した1分間の概要動画を上映し,その内容およびポスター発表内容を勘案の上,実行委員の投票によって最優秀奨励賞が選定されました。
特別賞は,関西支部役員の投票により選定されました。受賞者全員に賞状が授与され,副賞として,最優秀奨励賞および特別賞の受賞者にはAmazonギフトカード2万円分が授与されました。
■最優秀奨励賞
・牧野桃子(広島大)
超音波診断装置を用いた母音発話時の舌輪郭ーアナウンス経験者と未経験者の比較
■奨励賞(発表番号順)
・花谷幸歩(和歌山大院)
高齢者の聞こえの模擬による音声感情知覚実験
・林拓哉(大阪産業大)
室内向けドローン駆動音の不快感低減技術ー駆動音を活用した聴覚マスキングー
・豊岡祥太(関西大院)
バーチャルセンシングを用いたヘッドレストANCシステムの検討
・箱田由馬(同志社大院)
ピアノ音に対する音階と残響のモーフィング
・今井裕大(同志社大院)
音象徴五十音マッピング:VAS法を用いた日本語における音韻の網羅的評価
・平井健太郎(近畿大)
非常用放送設備が避難行動に与える影響に関するマルチエージェントシミュレーション
・日田光紀(和歌山大院)
複数話者英語音声合成を用いたクロスリンガル音声合成の試み 〜「日本語のあなたの声が英語ネイティブの発音へ」を目指して〜
・木下夢(同志社大)
育児放棄が幼獣スナネズミの母子間コミュニケーションに及ぼす影響
■特別賞
・矢野拓実(近畿大院)
入射軸方向に圧縮したジャイロイド曲面の遮音特性に関する検討